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順風満帆で金メダルというのも面白くないので・・・


こういう話題があった方がいいのではないでしょうか。


本人や関係者は別でしょうけど・・・





レースを終えた北島は大きく目を見開き、しばらく動かなかった。男子百メートル平泳ぎ準決勝。予選からタイムを落とす結果に、一抹の不安が残る内容となった。


 前半の50メートルを過去最速の27秒84で折り返したのは収穫といえる。だが、その反動から失速し、後半だけだと全体4位となる31秒71。準決勝は全体2位での決勝進出とはいえ、予選より0秒03遅い59秒55だった。


 北島は「昨日に続いていい泳ぎができた」と口にした。だが、予選、準決勝、決勝と、徐々に記録を上げていく構想が崩れた。


 午前に準決勝、決勝が行われる慣れない日程の影響もあったかもしれない。だが、予選1位通過のダーレオーエンは、この日も安定した泳ぎで、世界記録にあと0秒03に肉薄する59秒16をマーク。0秒39の差をつけられただけに気がかりだ。


 今年3月に世界歴代3位となる59秒76を記録し、メダル候補の1人ではあったダーレオーエンだが、大会に入っての伸びはすさまじい。北島を指導する平井伯昌コーチは「想定内か」との質問に、「そうですかねえ」と厳しい表情をみせる。


 アテネ五輪では、予選で五輪記録を大きく更新し、ライバルたちにプレッシャーをかけた北島だが、北京では逆に、新鋭からプレッシャーをかけられる厳しい展開…。だが、逆境に強いのが北島だ。「彼(ダーレオーエン)がターゲットになってくる。世界記録が金メダルライン」と目を光らせる。果たして前半から前に出るのか、それとも後半に勝負をかけるのか。


 かつてないほどの好調を維持し、乗り込んだ北京。力を出し切ることさえできれば、2連覇は可能なはずだ。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080810-00000940-san-spo








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