鉄
さっさと立件して、厳しい罰を下してもらいたい。
消費者庁などよりも、発覚したら商売できないようにするくらいの厳しい制裁こそが効果があります。
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消費者庁などよりも、発覚したら商売できないようにするくらいの厳しい制裁こそが効果があります。
中国産ウナギの産地偽装事件で、兵庫、徳島両県警の合同捜査本部は9月中にも、徳島市に拠点があるウナギ輸入販売会社「魚秀」の中谷彰宏社長(44)と神戸市の水産物卸売会社「神港魚類」の担当課長(40)を含む複数の関係者を、不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で立件する方針を固めた。
対象は他に、魚秀の福岡営業所長(41)▽偽装作業を手配したとされる高知県南国市の水産物加工会社役員(39)▽箱の詰め替えなど実際の作業を請け負ったとされる高松市の水産卸販売会社元専務(44)ら。今月下旬以降、詰めの事情聴取を進め、地検とも協議して立件の範囲や時期を慎重に判断する。
神港魚類の課長は関与を否定しているが、農林水産省の調査や任意聴取で▽農水省の調査直前の今年5月27日、中谷社長から現金1000万円を受け取った▽ウナギの仕入れ先の商社に産地証明書を要求したとしているが、商社は否定▽課長の関与について魚秀側の証言が詳細で具体的--などが判明している。
合同捜査本部や農林水産省の調べなどによると、魚秀は架空会社「一色フード」名義で中国産を「愛知県三河一色産」と偽装。今年3~4月、神港魚類に256トンを約7億7000万円で出荷し、魚秀はこのうち約25トンを買い戻した。合同捜査本部は7月、両社がこれらの偽装ウナギ計3.6トンを仲卸業者に販売した疑いで関係先を家宅捜索している。
偽装に使われたウナギは、魚秀が親会社「徳島魚市場」から仕入れ、高松市の冷蔵倉庫で箱の詰め替え作業をしたとされる。その後は伝票上、一色フードから東京の2商社を経由して出荷したように装っていた。
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